金融庁は7日(木)、UFJ銀行が昨秋の検査時に重要書類を隠すなど検査妨害をしたとして同行と元担当役員ら3人を銀行法違反容疑で東京地検に告発しました(8日の日本経済新聞)。妨害が悪質と判断したためで、同時にUFJ銀行の東京と大阪本部の法人営業部にも、大企業の新規融資先開拓を半年間禁止する業務停止命令を新たに出しました。UFJの検査妨害問題は、昨年10月に金融庁が同行を特別検査した際に、融資先の評価を左右する資料を本来あるべき部屋とは違う部屋で大量に発見したのが発端です。金融庁はその後の調査で、UFJが組織ぐるみで資料を意図的に隠していた事実をつかみました。このため金融庁は6月18日、UFJに対して銀行法に基づいて業務改善命令を出し、刑事告発を検討していました。