日本経済新聞の新企画「未知なる家族」がスタート、23日(月)から第1部「消える標準」を1面に掲載しています。夫が働いて、妻は専業主婦、子供は2人の家族を政府は「標準世帯」と定義してきました。しかし、実態は「標準」からかけ離れてしまいました。「夫婦と子供から成る世帯」は全世帯の32%。5棟1700戸が完成したばかりの東京・江東の高層住宅「東雲キャナルコート」の中庭には夏休みだというのに子供の姿はありません。開発したのは都市再生機構。かつての日本住宅公団です。「東雲キャナルコート」のコンセプトは「さらば標準仕様」。広いリビングにガラス張りの浴室。設計者は「標準的な家族という考え方を捨て、多様性を第一に考えた」と言います。標準世帯を前提に組み立てた日本の設計図はどんどん古びてしまいました。第1部では「消える標準」をテーマに家族と日本の行方を追います。