独ダイムラークライスラーは22日(現地時間)、「経営再建中の三菱自動車の増資計画に応じず、一切の金融支援もしない」と発表しました(23日の日本経済新聞夕刊)。三菱自動車は2000年の「リコール隠し」で、国内販売が急減、昨年は北米で大量の自動車ローンが焦げ付き、前3月期の連結決算は720億円の最終赤字になった模様です。このため、37%を出資する筆頭株主のダイムラー主導で総額7000億円規模の再建策を検討していました。しかしこの問題を討議したダイムラーの最高意思決定機関である監査役会では、大株主などの賛成が得られず、支援打ち切りになったものです。ダイムラーは三菱自動車の経営から大きく後退、資本提携解消の可能性も出てきました。日本経済新聞は24日の総合面に「ドキュメント暗転三菱自動車」を、25〜26日の企業面に企画「暗転三菱自動車」を掲載しました。